下関リベンジ|市場にたどり着けなかった私が、唐戸市場へ
2026年6月19日

「リベンジ」という言葉が、私の旅にはときどき登場します。
心残りのある場所は、もう一度行く理由になる。今回は、ずっと気になっていた下関のリベンジ旅です。
前回の下関|市場にたどり着けなかった日
実は、下関に来るのはこれが初めてではありません。
いつだったか、はじめて下関駅に降り立ったとき。駅前の港のあたりをうろうろしただけで、お目当ての市場がどこにあるのかも分からず……。気づけば、なんだか昔ながらの大人の街の一角に迷い込んでしまって(笑)。結局、市場にはたどり着けないまま、トボトボと帰ったのでした。
あのときの、ちょっと情けない心残り。今回こそ、果たしに行きます。
今回のルート|新幹線と青春18きっぷで
この日は、まず新神戸から新幹線で一気に小倉へ。そこから先は青春18きっぷに切り替えて、普通列車でのんびりと下関を目指しました。新幹線でビュンと距離をかせいで、あとは在来線でゆるりと。このメリハリも、ひとり旅の楽しみのひとつです。
旧下関英国領事館|歩いていたら、現れた
実は私、旅の下調べをほとんどしません。お目当ての場所をひとつだけ決めて、そこを目指して歩くうちに、思いがけないものに出会う——それが、私の旅の楽しみ方です。
この旧下関英国領事館も、唐戸市場を目指して歩いていたら、ふいに現れた一軒。明治時代に建てられた、赤レンガのレトロな洋館です。
なんと入館は無料。「無料なら入らなきゃ!」と中へ進むと、そこはレトロで上品な空間。暖炉のある部屋や、ピーターラビットの展示もあって、内装のすみずみまで素敵でした。
実は館内にはティールームもあったのですが、今回は時間の都合で断念。優雅にお茶……は、次回のお楽しみに取っておきます。さっそく「また来る理由」がひとつできました。
亀山八幡宮|市場の真ん前、ふぐの石像
続いてお参りしたのは、亀山八幡宮。なんと、お目当ての市場の真ん前にありました。前回はこのあたりにすらたどり着けなかったわけで……今こうして立っていることに、ちょっと感慨。
境内には、下関ならではのふぐの石像。さすが、ふぐの街です。旅の無事を願って、手を合わせました。
唐戸市場|ついに、たどり着いた
そして、いよいよ——前回たどり着けなかった唐戸市場へ。
ありました。ちゃんと、ここにありました。新鮮な海の幸が並び、活気にあふれる下関の台所。あの日さんざん探して見つからなかった場所に、今回はちゃんとたどり着けたのです。それだけで、もう胸がいっぱい。リベンジ達成です。
……と思ったのですが、楽しみにしていたお寿司の食べ歩きは、食堂が大行列。今回は泣く泣く断念して、市場の中をぐるぐる歩き回るだけになりました(笑)。
でも、それでいいんです。だって「市場にたどり着く」という最大のリベンジは、ちゃんと果たせたのだから。食べ歩きは……また次回の宿題に。
まとめ|トボトボ帰った私への、リベンジ達成
前回は見つけられなかった唐戸市場に、今回はちゃんとたどり着けました。食べ歩きはお預けになったけれど、あの日トボトボ帰った下関に、こうして笑って戻ってこられた。それだけで、十分なリベンジです。
心残りは、もう一度行く理由になる。英国領事館のティールームも、唐戸市場の食べ歩きも——気づけば「次の下関」の楽しみが、また増えていました。リベンジの旅は、こうして次の旅の始まりになるのですね。
そして、この日の旅はまだ終わりません。食べ歩きを断念してお腹はぺこぺこ。ランチは、目の前の関門海峡を船で渡った先——対岸の門司港で、名物の焼きカレーをいただくことに。その続きは、また別の記事で。