金沢立ち寄り旅|白山そばとゴーゴーカレー、前回のお多福
2026年7月23日

金沢には、富山旅の行きと帰りに立ち寄りました。
ちゃんと観光もしているはず。たぶん、行っていると思う。
でも、今ぱっと思い出せるのは、金沢駅の大きな門と、なぜかカレーの記憶ばかりです。
あれ、金沢って意外と観光していない?
そんな自分へのツッコミも含めて、これは「思い出し途中」の金沢立ち寄り旅です。
まずは鼓門|「金沢に来た」と思わせてくれる駅
金沢駅を出ると、まず目に入るのが大きな門。鼓(つづみ)をかたどった二本の柱が支える、あの鼓門です。
ガラス張りの大きな屋根(もてなしドーム)とあわせて、金沢に着いた瞬間に「金沢に来た」と感じさせてくれる、かなり印象的な風景でした。
観光の記憶があいまいな私でも、この門だけははっきり覚えています。

この時食べたのは、白山そばのおろしそば
富山旅の行き帰りで立ち寄った金沢。この時に食べたのは、金沢駅の加賀 白山そばでした。
頼んだのは、おろしそば。大根おろしがたっぷりのって、かまぼこと九条ねぎ。澄んだつゆの、ほっとする一杯です。

朝6時から夜21時までやっていて、私が行ったときも行列ができていました。旅の途中にこういうお店があると、移動の合間にさっと食べられて助かります。
観光名所をたくさん回らなくても、駅のおそば一杯で満たされる日があります。
帰りに出会ったゴーゴーカレー|“TMシート”の謎
富山からの帰りには、噂のゴーゴーカレーにも遭遇しました。金沢カレーといえば、やっぱり名前が上がるお店です。
食べたのはロースカツカレー。濃い茶色のとろりとしたルーに、千切りキャベツ、スライスされたカツ。これぞ金沢カレー、という一皿でした。

お店の説明書きによると、「ゴーゴーカレー」という名前は、創業者の方が松井秀喜選手の背番号「55」に惚れて名づけたのだそう。石川県発祥のご当地カレーが、いまではニューヨークにもお店があるというから驚きです。

そしてこのお店には、“TMシート” と呼ばれる特別な席がありました。「超大物♡ ここのお席です!」という手書きの貼り紙に、なぜか「消臭力〜♪」のひとこと。お店はお名前を伏せているけれど、ヒントは……滋賀県出身、背中で吠えるロックな彼。あの丘の上のCMが浮かんだ人は、きっと正解です。

こういう「誰かが座った席」に出会うと、ただの食事がちょっとした旅のエピソードになります。観光名所の記憶より、カレーの席の記憶が先に出てくるあたり、自分らしい金沢の思い出かもしれません。
前回は、お多福 中橋店へ|カレーとうどんのセット
金沢カレーの記憶は、もうひとつ前の金沢旅にもあります。前回訪れたのが、お多福 中橋店でした。

ここは、うどん・そばのお店。それなのに、名物は金沢カレー。「うどん屋さんで金沢カレー?」と思われるかもしれませんが、こういう少し変わった組み合わせほど、旅の記憶に残るものです。
頼んだのは、カツカレーと温かいうどんのセット。小判型のお皿に、濃いルーとカットされたカツ。となりには、透明なだしのおうどん。花型のかまぼこと、刻みねぎ。千切りキャベツのサラダと漬物もついて、うどん屋さんらしい、やさしい定食でした。

金沢カレーの濃い味と、うどんのほっとするだし。ひとつのお膳でその両方を楽しめるのが、お多福ならではです。
店内には、金沢のうどん文化やだしへのこだわりを綴った筆文字の額が飾られていて、お店の人の思いが伝わってきました。

金沢観光は、思い出したら追記
金沢といえば、兼六園、近江町市場、ひがし茶屋街、金沢21世紀美術館、金沢城公園、和菓子。
たぶん、どこかには行っていると思うのですが、今はまだ記憶がはっきり出てきません。そういえば、20代のころに会社の同僚と兼六園へ行ったことがありました。富山旅の行き帰りとは別のタイミングですが、金沢の記憶としては、ちゃんと兼六園にも足を運んでいました。
前回の金沢では、平岡野神社にもお参りしていました。有名観光地ではないけれど、こうして写真を見返すと、ちゃんとその土地を歩いていたんだなと思います。

今のところ、私の金沢は「富山旅の行き帰りに立ち寄って、駅の門とカレーの記憶が濃い街」。それはそれで、立派な旅の記録かもしれません。
まとめ|思い出せないことも、旅の途中
旅の記憶って、不思議です。
有名観光地よりも、ふと入ったお店や、偶然座った席のことのほうが先に出てくることがあります。
金沢の観光は、また思い出したら追記する。今はまず、駅の鼓門と、白山そばのおろしそば、お多福とゴーゴーカレーで食べた金沢カレーの記憶を残しておきます。
思い出せないことも、まだ書いていないことも、きっと旅の途中です。